分析とレポート


キャンペーン結果を深く分析できるように、MediaMind ではデータにアクセスできる強力なレポート、ツールを複数提供しています。営業担当から調査・分析チーム、役員や広告主まで、どのような方にもお使いいただけるようになっています。



MediaMind が使用する評価指標の一例

MediaMind のテクノロジーによって、従来から使われてきた評価指標だけではなく、ユーザー エンゲージメントをより正確に示す様々な評価指標を用いて、広告の効果を検証することができます。特に他社と異なるのは、複数サイトでの重複を排除するなど、オンライン広告を総合的に管理できるプラットフォームならではの指標を持ち、エンゲージメントを正確に測れる点です。


具体的に、利用できる評価指標の一部をご紹介します。


インプレッション

広告が表示された合計回数です。リッチメディア、スタンダードバナーなどのインプレッション数で、Flash ファイルが読み見込まれない時に表示されるデフォルト画像のインプレッション回数も含まれます。Media Rating Council (MRC) によって認定された指標です。


Web ページ上部(ファーストビュー)に配置される広告以外は、Web ページを下へスクロールさせてはじめて見られることになります。

  • 配信インプレッション:実際に配信されたインプレッションの合計回数で、(リッチメディア、デフォルトバナーおよび代替イメージを含みます。この指標は、Media Rating Council (MRC) によって認定されました
  • 記録可能なインプレッション レート:配信されたインプレッションに対する、視認性評価の目的で正常に記録されたインプレッションの割合です。すべてのインプレッションが正常に記録されるとは限りません。例えば、iFrames で配信されたアドが見えるかどうかは分かりません (折りたたみ部分の上下)。
  • 表示可能なインプレッションのレート:視認性評価の目的で測定されたインプレッションのうち、表示されたインプレッションの割合。
  • 表示可能なインプレッション:ファーストビューに配信された、またはファーストビューより下へスクロールダウンしてアドが表示されたインプレッション数。


例)

申込インプレッション 配信インプレッション 記録可能なインプレッション レート 表示可能なインプレッション レート 表示可能なインプレッション
1,875,000 1,000,000 50.00% 20.00% 100,000

  • 記録されたインプレッションは、1,000,000 の 50% ですから 500,000 です。
  • 表示可能なインプレッション レートは、100,000/500,000 の計算で 20% と求められます。
  • 1,000,000 インプレッションが配信されましたが、実際にはその 50% が、参照されたかされなかったかを判断できるインプレッションです。その 50% (500,000 インプレッション)のうち、わずか 20% をユーザーが参照したことになります(100,000 インプレッション)。


デリバリーレート

レポート出力時点での配信インプレッション数が、目標インプレッション数に対してどのぐらい達成しているかを示す率です。目標インプレッション数は、配信開始時に予定したインプレッション合計数と配信期間から割り出します。 例えば、10 日間の配信で、配信開始時に 100 インプレッションを予定しており、残り配信日数が 2 日の時点で 80 インプレッションに達していた場合、目標インプレッション数はちょうど 80 なので、デリバリーレートは 100% となります。 配信インプレッション数 / {(予定インプレッション合計 / 配信日数) * 配信済み日数} で計算できます。


クリック数

クリックされた回数です。


CTR(クリックスルーレート)

配信インプレッションに対してクリックされた数の割合です。クリック数はインプレッション数を超えることはありません。


合計インタラクション

ユーザーが広告に対して行ったアクションの合計数です。クリック、広告パネルを開く(広げる)、フラッシュ動画を再生する、ビデオを消音する、消音を解除して音を出す、ビデオを一時停止する、ビデオを全画面表示させる、一時停止させる、終了させる、あるいは独自に定義したインタラクションを起こした場合にカウントされます。


インタラクション レート

インプレッションに対して、インタラクションが起きた率です。1 インプレッションに対して、インタラクションは複数回起こることがあり得ますので、この値は 100% を超える可能性があります。


ユニーク インプレッション

異なるユーザーによるインプレッション数です。同一ユーザーによる複数インプレッションは、単一ユニーク インプレッションとして数えます。クッキーを有効にしておく必要があります。ユーザーを数える際に、のべ人数ではなく重複を避けてカウントしたものが、ユニーク ユーザー数です。


平均フリークエンシー

ユーザーが広告と接触していた回数の平均です。


コンバージョン合計

クリック後もしくはインプレッション後に、コンバージョンが記録された回数です。Cookie により、ユーザーのアクション(インプレッションおよびクリック)からのコンバージョン数を特定することができますが、どのぐらいの期間、ユーザーのアクションを計測するのか、事前に定義しておく必要があります。


フリークエンシー

同じユーザーに対して広告を複数回配信した際の効果を検証するために、フリークエンシーに関する指標が設けられています。


例えば、次のような場合を考えてみます。(○は広告を閲覧したことを示します。)

配信1回目 配信2回目 配信3回目
ユーザー 1 ○+ コンバージョン
ユーザー 2 ○+ コンバージョン
ユーザー 3
ユーザー 4 ○ + コンバージョン
ユーザー 5 ○+ コンバージョン
ユーザー 6


この結果を各指標で評価すると、次のようになります。

フリークエンシー フリークエンシー レベルでのユニーク 配信インプレッション フリークエンシーに対する合計インプレッション数 フリークエンシーに対する合計コンバージョン フリークエンシーに対するコンバージョン レート
1 2(1 回しか配信されなかったユーザーは 2 人) 6(1 回目は 6 人に対して配信された) 6 1(1 回目の配信でのコンバージョンは 1) 1/6=16.67%
2 1(2 回配信されたユーザーは 1 人) 4(2 回目は 4 人に対して配信された) 10 2(2 回目の配信までにコンバージョンした合計は 2) 2/10=20%
3 3(3 回配信されたユーザーは 3 人) 3(3 回目は 3 人に対して配信された) 13 4(3 回目の配信までにコンバージョンした合計は 4) 4/13=30.7%
合計 6 13

  • フリークエンシー レベルでのユニーク:特定回数の配信を参照したユニーク ユーザー数。2回目について計測するのであれば、1 回目と 2 回目の 2 回参照したユニーク ユーザー数であり、1 回目のみ、あるいは 1 回目から 3 回目までを参照したユーザー数は含まれません。
  • フリークエンシーごとの実配信インプレッション数:特定回の配信を参照したユニーク ユーザー数。2 回目について計測するのであれば、2 回目を参照したユニーク ユーザー数であり、1 回目と 2 回目のみを参照したユーザーも、3 回目以降も参照しているユーザーも、全てが含まれます。特定回の配信が何ユニーク ユーザーに配信されたか、と言い換えることもできます。
  • フリークエンシーに対する合計インプレッション数:特定回数までの配信での、のべインプレッション数。
  • フリークエンシーに対する合計コンバージョン:特定回数までの配信でコンバージョンした率。
  • フリークエンシーに対するコンバージョン レート:「フリークエンシーに対する合計コンバージョン」が「フリークエンシーに対する合計インプレッション数」に占める割合。



Dwell(ドウェル)

Dwell とは、MediaMind 独自の指標で、リッチメディア広告に対するユーザーの自発的なアクション、つまりインタラクションを測定するものです。インタラクション自体は、オンライン広告におけるマウスアクションの回数を計測する指標ですが、Dwell は、広告へのマウスオーバー、動画の再生や拡大表示など、1秒以上のアクションの回数と、接触時間によって計算されます。


Dwell について、Microsoft Advertising、comSocre、MediaMind の3社が共同調査を行いました。


この調査では、対象とした 800 のキャンペーンのうち、Dwell 上位 10 と下位 10 を比較し、次のような結果を報告しています。

  • オンライン広告を見なかった人に比べて見た人が検索をする確率は、Dwell 下位 10 のキャンペーンでは、12%、Dwell 上位 10 のキャンペーンでは 39% 上昇しました。
  • オンライン広告を見なかった人に比べて見た人が広告主のサイトを訪問をする確率は、Dwell 下位 10 のキャンペーンでは 10%、Dwell 上位 10 のキャンペーンでは 17% 上昇しました。
  • Dwell 上位 10 のキャンペーンでは、訪問者の滞在時間が 83% 長くなり、1人当たりの参照ページ数も 125% 増えました。
  • 業界によって Dwell 率にばらつきが見られましたが、これはたまたまであり、どの業界の広告であっても Dwell が高い広告を制作することができます。
  • 従来の指標である CTR(クリックスルーレート)が高い広告が Dwell 率も高くなるかというと、この 2 つの指標には全く関連性はありません。


調査結果をまとめたホワイトペーパー(英語)はこちらからダウンロードできます。


ベンチマーク値

キャンペーン結果を、業界のベンチマーク値、あるいは特定分野におけるベンチマーク値と比較することができます。


MRC 基準に準拠

MediaMind は、米国 MRC (Media Ratings Council) が制定する効果測定基準のうち、以下の6つの項目で準拠しています。

  • Ad Impressions – Display(ディスプレイ広告のインプレッション数)
  • Ad Impressions – Rich Media(リッチメディア広告のインプレッション数)
  • Ad Impressions – Digital Video(動画広告のインプレッション数)
  • Unique Reach(ユニーク リーチ数)
  • Average Frequency(平均フリークエンシー数)
  • Viewable Impressions(Viewable なインプレッション数)


分析に関連したツールなど

シンプルに分析できるように一から開発された強力なツール群の利用で、分析にかかる時間を短縮できます。


Visual Analytics

キャンペーンの現状をリアルタイムに、簡単に分かるようにした、データの可視化ツールです。
詳細はこちらの資料(英語)をご参照ください。


Campaign Monitor

全キャンペーンをリアルタイムに俯瞰できます。細かい粒度にまで即座にドリルダウンでき、広告のパフォーマンスが期待に沿うかを確認することができます。キャンペーン全体を通した行動を分析することもできます。


1 クリック PowerPoint

わずか 1 クリックで、表とグラフでキャンペーン サマリーを表す PowerPoint スライドに仕上げます。プレゼンテーションがすぐにできる形で出力されます。


Excel プラグイン

キャンペーンの高度な分析を Excel のピボットテーブルで実行できます。アカウントのデータは 1 つのピボットテーブルに含まれ、オンラインもしくはオフラインで操作することができます。ドラッグアンドドロップで、レポートを再生成せずに表示条件を変更することができます。


Custom Report Builder

独自要件に基づいてレポートをカスタマイズできるツールです。迅速にレポート処理ができるよう、テンプレートを作ることもできます。一度テンプレートを作ってしまえば、オンライン レポーティング画面から参照できるようになり、何度でも再実行できます。


基本レポート

簡単に情報を抽出できる基本レポートが 30 以上用意されています。どのレポートにも独自のベンチマークとグラフが含まれており、正確かつ次のアクションに結びつけられるようになっています。レポートは代理店向け、媒体社向け、制作会社向けに分類されています。


具体的な種類については「基本レポートの種類」でご紹介しています。


データフィードサービスおよび API

Cookie レベルもしくはその上位レベルで、お客様独自のインフラストラクチャーに自動的にデータを統合できます。いつでも、関連する最新のデータをデータ フィードによって自動的に統合し、分析ツール内に蓄積できます。




基本レポートの種類


事前定義済みの基本レポートして、次のようなものが用意されています。以下に主なレポートとその概要をご紹介します。

  • デリバリー レポート: インプレッション数、クリック数、CTR などの基本情報のレポートです。
  • ユニークおよびフリークエンシー レポート: アド単位、フリークエンシー毎、媒体ごとにインプレッション数、クリック数、エキスパンド回数、ユニークブラウザ数のレポートです。
  • エンゲージメント レポート: インタラクティブな広告のインプレッション数やインタラクション数のレポートです。
  • クリエイティブ比較: インタラクティブな広告のインプレッション数などを、クリエイティブの種類で比較したレポートです。
  • コンバージョン比較: ポストインプレッションやポストクリックなどのコンバージョン情報のレポートです。
  • ROI およびコスト レポート: キャンペーンの費用対効果に関するレポートです。
  • サーチ レポート: コンバージョン経路を分析できるよう、リスティング広告とバナー広告に関するレポートです。